障がいがある方へのトリートメント~精油選択~

先日の「障がいがある方へのトリートメントで心掛けていること」の中で、アロマセラピーで使用する精油も禁忌が多いので、精油選択にも細心の注意を払う必要があります」という内容を書きました。それについて少し補足します。

私たちが行っているアロマトリートメントは安全性の高いものですが、自然のものだから何でも安心だと決めつけることは危険です。精油はそれぞれの特徴・特性があり、体質や体調によって使用を避けるべきものがあります。

クライアントの身体の状態は、主治医など関わっている方から丁寧に確認する必要があります。これは元気な成人でもいえることではありますが、未成年や高齢者、疾患がある方(ある時)、障がいがある方などは特に大切なことです。

主治医にアロマの知識がある場合は、避けなければいけない精油名や基材名を伝えて下さることもありますが、そうでない場合も多いので、セラピストは身体の状態を確認したら、そこからどの精油を避けなければいけないかを判断できる知識と経験が必要になってきます。

また、セラピストは毎日のように精油を使用しますので、少ない種類(30種類以下)しか使っていないと自分自身の体調に影響がでる場合があるといわれています。

精油は数種類ブレンドする必要がありますが、上記にあげた方達に対して使用できる精油は限られてきますので、もともと扱える精油が少ないと、更に少ない種類しか使用できず、同じものを過剰に使用してしまう恐れがあります。

市販でブレンドしてある商品は、濃度も含めてこのような現場では使用が難しいと思います。

いうまでもなく、私たちが行うトリートメントやアロマセラピーは治療ではなく、リラクゼーションです。心身のリラックスが体調を整えるサポートになれば良いのですが、クライアントにマイナスになる可能性があることは決して行ってはいけないことです。

介護や医療、福祉の現場でアロマトリートメントをお考えの方は、経験がある講師のもとで、基礎をキチンと修得できるところで学習すると良いと思います。

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