R2.10 成人障害者通所施設・トリートメントの様子

施設での活動

(本館)最近てんかん発作を頻発している利用者様は、発作が起こると2~3分続き呼吸が止まることから病院を受診し、処方されている薬が倍増したとのことでした。受診後は発作が落ち着いてるが動作が遅いとのことでした。トリートメント中は職員と共に様子を伺いながら慎重に行いました。始める前はボーっとして怠そうにしていましたが、トリートメント後は表情がしっかりしてきて動作も少し早くなりました。

(サテライト)険しい表情や涙ぐむ時があった利用者様は、職員から「生理中なので生理痛があるのだろうか。」との話しがありました。出血量などの確認しながらトリートメントを行いました。トリートメント中は穏やかな様子で眠そうにしていました。足部がとても冷たくなっていましたがトリートメント後には温かさがでました。言葉で訴えることができない方は痛みなどの不快な症状を理解してもらえないもどかしさを抱えていると思われます。トリートメントを通して、より心身の様子を感じ取れるようなコミュニケーションを取りたいと思いました。