R2.7 成人身体障害者通所施設・トリートメントの様子
(本館:重度の発達障害の方が多い部署)
多動で普段から落ち着きがない利用者様は、とても落ち着いてトリートメントを受けていました。トリートメントを楽しみにしていて、時間前から準備して待っていたと職員の方からお聞きしました。
足首周囲が張っているのは足首を使わない歩き方をしているのだろうかと思い職員の方にたずねると「膝を曲げずに歩くかも」とのことでした。脚全体が硬く張っていることと浮腫みやすさとも関係してるのだろうかと思いました。トリートメントで硬さや浮腫みは軽減しているので定期的にケアさせて頂きたいと思いました。
(サテライト:重度の脳性麻痺の方が多い部署)
皮膚の乾燥と硬さが強かった利用者様は、トリートメントで少しずつ軽減し弾力がでてきました。
別の利用者様は、車椅子が倒れそうになるくらい全身をバタバタと動かすことがありました。腰や背中も張っていると思われ関係しているだろうかと思いました。トリートメントは下腿を中心に行っていますが、工夫して他の部位も行う時間を考えていきたいと思いました。
R2.7 放課後等デイサービス・トリートメントの様子・小中学生
自粛期間の休校が明けてから、甘えたくて情緒が安定していないようになっていたご利用者様は、トリートメント中も落ち着かず声を張り上げることがありましたが、回を重ねるごとに落ち着いてトリートメントを受けるようになりました。
装具を付けている方は先月より足がしっかりしてきていました。このご利用者様を初めてトリートメントしたのが小学校2年生の時で、当初ベッドやマットに寝ると直ぐに暴れてしまい椅子に座っても落ち着きませんでした。
職員の方から、プラスチックでできた子供用イスだとバランスを取りやすく落ち着いて座ることができることがわかり、以後子供用イスでトリートメントしていましたが、小学校6年生になった現在では、身体が成長して来て子供用イスに腰掛けるには不安定になってきてしまいました。
当初は歩けなませんでしたが、装具を付けての歩行練習も進み脚もしっかりしてきて脚力も強くなってきていたため、動き出してしまうとイスが壊れてしまいそうな感じがしてきました。成長に合わせて工夫をしていく必要があると感じましたので、来月から違う方法を試みたいと思います。
R2.7 放課後等デイサービス・トリートメントの様子・高校生
R2.7の放課後等デイサービス<高校生>のトリートメントの様子を報告します。
歯ぎしりをするご利用者様は、ストレスからだと思われると主治医から言われたとのことでした。職員の方のお話しではトリートメントを受けた後は歯ぎしりの頻度が少なくなるとお聞きしました。いつも開始前からベッドで準備しているくらい楽しみにしているので、ストレス軽減の一助になっていると良いと思いました。
とても内気なご利用者様は、新学期になり更に緊張して受け答えや動作が遅くなってしまっていました。トリートメントは好きで受けたい様子でしたが準備ができず、限られた時間内に施術することができませんでした。以前からトリートメントをした後は気力がでていたので、他のご利用者様の迷惑にならない範囲で、場所や体勢に拘らず少しでも施術できる工夫をしたいと思いました。
R.2 7月の施設での活動報告
7月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで51名(内、多機能型通所支援施設26名)、多機能型生活支援センター24名の方をトリートメントさせていただきました。
トリートメントの様子などは、改めてご報告いたいします。
R.2 6月の施設での活動報告
新型コロナウィスルによる緊急事態宣言が解除になり、茨城県の指標のもと施設からご依頼があり今月から活動再開しました。
体温や酸素の測定、マスク着用と消毒持参など注意を払って訪問に当たりました。施設も換気や消毒設置など様々な感染予防の工夫がされていました。
放課後等デイサービスは、小学生・中学生・高校生とそれぞれ違う場所になっていて進学とともに通う場所が変わります。今年も新年度からのトリートメントを受けるご利用者様の顔ぶれや人数に変化があり、訪問するスタイルも変化させました。
6月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで42名(内、多機能型通所支援施設14名)、多機能型生活支援センター30名の方をトリートメントさせていただきました。
2カ月ぶりのトリートメントを、皆さん心待ちでいて下さっていました。
自粛生活、休校などで生活リズムも変わっていたことで、急激に太った方、逆に食欲をなくし痩せてしまった方もしました。
また、補講装具を使用している方は、休校中に歩く機会も少なくなってか脚が細くなっていました。血色も悪くなって冷たくなっていましたがトリートメントで軽減しました。
施設の活動報告は、ホリスティックサイエンス学術協議会(RAHOS)のホームページでも紹介しています。各部署にわけて報告していますので、ぜひご覧ください。
R.2 4月と5月の施設での活動について
施設での活動は4月が1週目1日(2か所)のみ、5月は0回でした。
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言等を受け、自治体や施設の意向に従い自粛となっていました。
普段は心身のサポートとしてトリートメントさせていただいていますので、長い期間できないことにもどかしい思いもありますが、まずは連携した感染防止の対策が一番だと思っています。
緊急事態宣言解除になり施設から、6月から再開とのご連絡をいただきました。今後も最新の正しい情報を確認して予防と体調管理に気を付け、自治体等に従い慎重に活動していきます。