10月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで42名（内、多機能型通所支援施設23名）、多機能型生活支援センター15名の方をトリートメントさせていただきました。

トリートメントの様子などは、改めてご報告いたいします。

前半は体調を大きく崩す利用者様はあまりいらっしゃいませんでした。身体の力が入っていたり、冷えやむくみがある方が多かったのですが、ポジショニングやトリートメントで症状軽減し、リラックスして受けられていました。

後半は急激に気温が下がったからか、学校や家で発作を起こしたとご報告を受けた方が多くいらっしゃいました。トリートメント中も職員と連携して様子を伺いながら対応しました。落ち着いて受けられていて、足の冷えが軽減しました。

（本館）足部が冷え足首より上は温かい利用者様が多くいらっしゃいました。何方も平熱は36.5℃程度で身体が冷えてはいないと思われました。観察するとそれぞれの特徴はありますが、共通して足首をあまり使っていない歩行スタイルでした。足関節をあまり動かさないことで循環が滞っていると思われました。トリートメントをするとむくみや怠そうにしている様子が軽減されているとのご報告を職員から受けました。

（サテライト）身体が緊張し力みが入ってしまっていた利用者様には、トリートメント前に軽く負担がかからないように慎重に身体を揺すようにしてみました。リラックスしてトリートメントを受けられ、冷えた足の温まりも早く、身体の緊張がとれました。

先月からトリートメント体位を変更した利用者様は、ベッド臥床すると体動活発になり落ち着かず、普通の椅子に変更してトリートメントを行いました。徐々に体動落ち着き、嫌がっていた足底もリラックスしてトリートメントを受けることができていました。別の日では壁を背にしてベッド（横幅を利用）に脚を投げ出し座ると、落ち着きリラックスしてトリートメントを受けることができました。上体を起こしてクッションなどで支え寄りかかることが安定のカギになるだろうかと考えられました。

冷えや皮膚の乾燥がある利用者様はトリートメントで軽減しました。トリートメント途中で飽きてしまう事が多かったので、今後は飽きないような工夫もしくは短時間でもその方にとって効率が良い方法を工夫したいと思いました。

ストレスから常に歯ぎしりをしていた利用者様は、トリートメント開始して少ししてから終わるまで止まっていました。足が冷え硬くなっていましたが柔軟性が出て温かくなりました。

久しぶりにトリートメントさせて頂いた車椅子の利用者様は、血色の悪さがトリートメントで良くなり喜んでいました。

9月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで45名（内、多機能型通所支援施設18名）、多機能型生活支援センター24名の方をトリートメントさせていただきました。

トリートメントの様子などは、改めてご報告いたいします。