11月の施設での活動報告
11月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで42名(内、多機能型通所支援施設17名)、多機能型生活支援センター19名の方をトリートメントさせていただきました。
本格的に寒くなってきましたが、例年しもやけが見られる利用者様は今年はまだ現れていませんでした。トリートメン前でも足の冷たさや血色の悪さは以前ほどではなく、冷えも軽減していると感じられました。
施設の活動報告は、ホリスティックサイエンス学術協議会(RAHOS)のホームページでも紹介していくことになりました。
全国での様々な高齢者施設や障害者施設での活動として、施設概要や活動内容、毎月の活動報告が会員による施設での活動報告のページでご覧になれます。
私の活動している常陸太田市の放課後等デイサービス、多機能型通所施設、多機能型生活支援センター、武蔵野市のデイセンターも紹介されています。
多くの方にご覧いただきたいと思っています。ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
武蔵野市の障害者施設での活動
久しぶりに武蔵野市の障害者施設でのトリートメント活動に参加してきました。
2名の方を担当させていただきました。
お2人ともベッド上でのトリートメントスタイルで行いました。
利用者様は足浴ではなくビニール袋にいれたお湯で足部を温めておられ、その後にトリートメンさせていただきました。
寒くなってきましたが、このように温めてからのトリートメンで、血行が良くなることや緊張が取れることも早かったと感じました。職員の方の利用者様毎に応じた工夫も、体調のサポートになっているのですね。
こちらの施設ではチームラホスで活動しています。この日もセラピスト3名で参加してきました。
【受講生】JREC認定レギュラーライセンス登録審査合格
かねてより当スクールでリフレクソロジーレギュラー講座を受講されていた受講生が、この度JREC認定レギュラーライセンス登録審査に合格しました!
受講中、真面目に取り組んでおられる姿を見てきましたので、私もとてもうれしく思います。
そして、更なる前進をするご意思を示されて、来月からリフレクソロジーマスター講座を受講することに決まりました。
引き続き、精一杯サポートさせていただきます!
受講された方のひたむきな努力が、将来、多くの方への癒しにつながることを切に願っています。
10月の施設での活動報告
10月も2名のセラピストで活動、常陸太田市の放課後等デイサービスで37名(内、多機能型通所支援施設12名)、多機能型生活支援センター27名の方をトリートメントさせていただきました。
寒暖の差や大きな台風の影響など気象の変化が激しいかったことの影響か、筋緊張が強くなっていた利用者様、てんかん発作の頻度が多かった利用者様がいらっしゃったので、職員の見守りのもと慎重に行いました。
鼻水や涎が多く怠そうにしていた利用者様もいらっしゃっいましたが、トリートメント後はスッキリしていたご様子で、翌週の施術でお会いした時には元気になっておられました。
また、利用者様ご本人から、歯茎から出血していた症状が改善されたとのことで、主治医から「むくみが取れたことで改善した。」と言われたとのお話しがありました。
トリートメントとの関連は不明ですが、毎回施術後はむくみが軽減していましたので、むくみによる様々な影響の軽減サポートに繋がっていく可能性も考慮し、
今後も利用者様に寄り添って体調の変化に気づけるように、丁寧に観察してトリートメントしていきたいと思いました。
撮影技術が低くて分かりづらいのですが、
靴下跡などが消えています。
トリートメン前↑と後↓
学んだことを実践に結びつける
先日、2名の受講生がトリートメント復習にお越しになったのですが、今回はトリートメント復習の前に、一緒に受講したRAHOS主催・機能解剖セミナーの復習をしようということになり、自作の「骨格筋ハンドブック」を持ち寄り、骨模型を使って骨や筋肉の位置を確認しました。
私も機能解剖セミナーについては受講者の1人でしたので、この時間に関してはもちろん講師ではなく、お互い確認しあうというスタイルで行いました。
骨や筋肉の位置の確認後は、その結びつけを意識しながらトリートメント復習を受けていただきました。
今回の受講生はお2人とも医療資格をお持ちで、JREC認定のトップインストラクターも取得され、自宅サロンも主宰しています。
医療現場での経験が豊富な上で深く学んでいるからこそ、トリートメントをするにあたり、更に何を身に付けていく必要があるかをご理解しているのだなと思います。
いつも熱心にセミナーに参加し、トリートメント復習も定期的にお越しになっている方達で、共感しながら同じ目的へ向かって一緒に歩んでいるようで、私も励みになっています。
勉強することや練習することは手段であり最終目的ではありませんね。
講座やセミナーで学んだことは、丁寧に咀嚼し、自分が行っているトリートメントで、どのようにクライアントに対応していくかが結び付けられて初めて生きていくものだと思います。
そういう意味で今回のセミナー復習とトリートメント復習は、学んだことを実践に結びつけるためのヒントになったかなと思います。
許可を得て撮影しています。
トリートメンはリラックスした体勢で③
トリートメントを行う際の、出来る限りリラックスした体勢で受けていただく工夫を紹介しています。
以前に紹介した例はこちらをご覧ください。
トリートメンはリラックスした体勢で①
トリートメンはリラックスした体勢で②
今回は車椅子の例を紹介いたします。
この利用者様は普段から脚を組んでいて、特に下側の脚の血行がわるく冷たくなりがちです。クッションを入れると強く組んでいた脚が無理なく解けて力みが取れます。
また上体が前屈みになりがちで全身の循環に影響があることも考えられます。リクライニングできる車椅子をご利用なので、安全性を考えながらご本人が楽そうな状態まで倒して行っています。
ベッドや車椅子など、どのような状態で行うにしても、利用者様が緊張しているところがないかを丁寧に観察して体勢を整えていきます。
ここで例にあげさせていただいたものがベストということではなく、その利用者様の落ち着く姿勢があると思います。同じ利用者様でも日によって違う場合もあります。
不自然そうに見える体勢でも、骨格の状態などでそのようになっていることもあるので、決して無理に動かそうとしないことが重要です。
職員の方やご家族のご意見などを傾聴し、利用者様の状態を丁寧に観察をすることが大切です。
*許可を得て撮影しています。
前後